Polimill株式会社

俳優へのカミングアウト強要、どう対処すべきか?「配信企業や映画制作会社が率先して俳優のプライバシーを守るべき」が約3割。「社会全体が意識を持ちプライバシー尊重の意識を高めるべき」などコメント集まる。

映画ライターの安藤エヌ氏がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「俳優へのカミングアウト強要、どう対処すべきか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。

Polimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。
社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。

◇投票の詳細
イシュー(課題):俳優へのカミングアウト強要、どう対処すべきか?
https://surfvote.com/issues/8vzvd64r8xcz
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年8月18日〜10月31日
有効票数:65票

◇投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

配信企業や映画制作会社が率先して俳優のプライバシーを守るべき 29.2%
社会全体が意識を持ち、「受け手側の意識を変え、プライバシーの尊重に対する意識を高めるべき」という選択肢につながっていくと考えます。SNSを取り締まるのは、もはやモグラ叩き状態。

SNSでの俳優に対するプライバシーの詮索を厳しく取り締まるべき 24.6%
俳優に限らずSNS全般でプライバシー詮索には厳しく対処してほしい。

受け手側の意識を変え、プライバシーの尊重に対する意識を高めるべき 24.6%
自分にセクシャリティーな悩みがあるとしたら、自分の気持ちに整理がついたときに自らカミングアウトしたい。理想的な社会はこれです。社会に、周りに、理解があれば恐れるものはないと思うからです。

現時点では何も言えない(具体的な対処法が思い浮かばない) 9.2%
選択肢にあったように、SNSでプライバシーの詮索を厳しく取り締まるとあるが、そんなことが可能なんだろうか。メディアに出る人だから、ある程度の詮索や憶測、誹謗中傷は仕方ないと思うが、限度があると思う。

その他 9.2%
配信会社が俳優のプライバシーを守ったとしても、私たち受け手の意識が変わらなかったら、事態は良くならないと思います。発信する側も、受け取る側も、どちら側にも変化が必要だと思うのでその他にしました。

わからない 3.1%
カミングアウトしたところで、配信企業のメリットはあるのか疑問です。

◇このイシューを書いたオーサー 安藤エヌ氏
日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。
これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。
セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。

Surfvoteとは?
Polimill社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューはPolimill社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com