科学のおもしろさや課題に関して対話を通して共に考えるサイエンスコミュニケーション。最も多かった回答は「お茶を飲みながら科学について対話できるサイエンスカフェ」37%。” 想像しただけで楽しそう”の声。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年7月5日から8月31日までの期間、イシュー(課題)「科学技術を身近にするにはどんなサイエンスコミュニケーションが必要か?」について、ユーザーの意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。
https://surfvote.com/issues/i4gu15djytmn
■投票詳細
イシュー(課題):科学技術を身近にするにはどんなサイエンスコミュニケーションが必要か?
問題提起の背景: 科学技術について便利なものとして使用しながらも、「科学や技術の話って難しくて分かりにくい。」「何をどう質問していいかわからない。」という声もあります。科学のおもしろさや課題に関して、対話を通して共に考える「サイエンスコミュニケーション」、どのようなものであれば参加したいと考えるか?Surfvoteを通じて意見投票を行いました。
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
https://surfvote.com/issues/i4gu15djytmn
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
投票期間:2023年7月5日〜2023年8月31日
有効票数:54票
■投票結果(コメント一部抜粋、原文ママ、コメントのなかった選択肢はコメント未記載)
お茶を飲みながら科学について対話できるサイエンスカフェ 37%
“お茶を飲みながら科学について対話できるサイエンスカフェなんて想像しただけで楽しそう。”
年齢問わず参加できる科学イベント27.8%
“イベントなどで見たり体験できるとよりわかりやすいと思います。”
個人や企業に出向く出張講座 11.1%
科学番組の視聴 13%
“科学(を扱う)番組にも科学的に正しくない情報などが含まれていることがあり、影響力が大きいため改善が必要だと考えています。私自身サイエンスコミュニケーターかつタレントでもあり、色々な形でより良い番組づくりに寄与できればと考えています。”
研究機関で開かれているオープン講座やイベント1.9%
科学館や博物館での説明 5.6%
“サイエンスの展示は面白くないし楽しくないので、面白い展示が課題だと思います。”
その他 1.9%
“根本的に身近に近づけるためには、 一番科学技術の最先端と科学者以外の人とが接触するであろう、商品の近くで説明するのが一番だと思います。” (全文はこちらhttps://surfvote.com/issues/i4gu15djytmn/comments/2677)
わからない 1.9%
“そもそも、科学技術を身近にしたいという個人のニーズ自体があるのでしょうか? あるかないか問われれば無きにしも非ずですが、他のことと比較してでも科学技術に対する理解を深めたいとまでは思えません。”
■Twitterスペースでこのテーマについてオーサーの原田久美子さんと対談しました!
■対談内容はこちら(note)
対談まとめ1 https://note.com/surfvote/n/n819f52f8aa91
対談まとめ2 https://note.com/surfvote/n/n9e28f20dc1b3
■問題提起いただいたオーサー 原田久美子氏
島根県生まれ。株式会社A-Co-Labo代表取締役。 鳥取大学にて修士号(工学)取得後、化学メーカーで半導体材料の開発に従事。 退職後、公立小学校にて理科支援員として社会復帰しながら並行して私立大学の研究員へ。 科学をベースとし、ドローンを用いた若年層向けプロジェクト型学習を構築、研究活動を行う。 在職中に研究者の置かれている環境に課題を感じ、2020年に元研究者3名で株式会社A-Co-Labo(エコラボ)を設立。 研究者が研究を諦めない社会をゴールとし、現役研究者・技術者のスキルを活かした研究開発特化型ナレッジシェアサービスを提供している。
■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com