立正大学教授で社会学博士の小宮信夫氏が問題提起。学校の裁量に委ねられているゴーグル着用。メリットとデメリットから着用是非を考える。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は2023年7月11日、新イシュー「学校の水泳授業でゴーグルを着用すべきか?」についてSurfvoteで意見投票を開始しました。https://surfvote.com/issues/jss4fot0c7a3
■ゴーグル着用のメリットとデメリット
小学生にとって夏といえば、学校のプール授業は定番かもしれません。Surfvoteでは民間施設で行われるプール授業の是非についても、先日投票が行われましたが、今回はゴーグル着用の是非について考えます。問題提起は立正大学教授で社会学博士の小宮信夫氏。小宮氏は、学校体育実技指導資料の「水泳指導の手引き」の中で、ボディチェックや水着の使用などは決められているものの、ゴーグルの着用については学校の裁量に委ねられている点を指摘しています。ゴーグル着用は感染症や事故防止、水に慣れやすくなるというメリットがある一方で、水難防止訓練にならないことやケガ・いじめの原因にもなることを課題としてあげています。このテーマについて、Surfvoteでは9月30日まで投票を受け付けています。
■問題提起いただいたオーサー 小宮信夫氏
立正大学教授。社会学博士。日本人として初めてケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者。警察庁の安全・安心まちづくり調査研究会座長、東京都の非行防止・被害防止教育委員会座長などを歴任。代表的著作は、『写真でわかる世界の防犯 ――遺跡・デザイン・まちづくり』(小学館)。NHK「クローズアップ現代」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などテレビへの出演、新聞の取材(これまでの記事は1700件以上)、全国各地での講演も多数。公式ホームページとYouTube チャンネルは「小宮信夫の犯罪学の部屋」。
■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。https://surfvote.com/