Polimill株式会社

社会課題に参加できるSurfvote ユーザーが自分の考えを深めることのできるAIアシスタント「ツクヨミ(Tsukuyomi)」をリリース!

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はAIアシスタントの「ツクヨミ(Tsukuyomi)」(Beta版)をリリースし、6月30日分のイシューから利用できるようになりました。Surfvoteのユーザーがイシューに投票しコメントを入力すると、ツクヨミ(Tsukuyomi)からそのコメントに対し1回だけ質問が投げかけられます。多様な思想を持つ人々が互いにどこで折り合いをつけることができるのかを探る「納得のプロセス」を実現する第一歩として開発しました。

ツクヨミTsukuyomi)とは?
Surfvoteは、それぞれのイシュー(課題)について、ユーザーが自分の意見や立場に合うものに投票し、コメントを書くことができます。今回リリースしたツクヨミは、ユーザーがコメントを書いた後に、その内容に対して1つだけ質問を投げかけるというものです。ツクヨミの質問に答えていただくことによって、自分の意見についてより深く理解できることを目指しています。ツクヨミは現段階で開発途中であり、ベータ版として提供しています。

ツクヨミ(Tsukuyomi)を開発した私たちの想い
人びとが自分自身の価値観や意見を自由に表現すること(多様な価値観の表明)と、同じ考えを共有できる人々のみと交流し、異なる価値観や意見を持つ人々との接触が少なくなること(価値観の孤立化)の両方が進行していると感じています。このような状況では、社会全体として価値観が多極化し、分断されてしまう可能性があります。私たちは、多様性は社会の豊かさであると考え、Surfvoteを、社会の分断を助長しないようなSNSとなることを目指してデザインしています。社会課題に向き合って社会を前に進めていくプラットフォームの責任として、Surfvoteが提供する公共空間で、個人がなるべく多様な思想に触れる機会を確保し、異なる価値観を尊重し、相互理解を深めることによって社会の分断を克服することに取り組んでいます。ツクヨミはそのための機能の一つで、多様な思想をもつ人々が、共に社会を前に進めるために、どこで折り合いをつけることができるのかを探るためのきっかけとして機能することを意図しています。私たちは、どこで折り合いをつけることができるのかを探る営みを、「納得のプロセス」と呼んでいます。

■ツクヨミ(Tsukuyomi)という名前に込めた想い
①「ツクヨミ」は日本神話に登場する月の神で、その名前は「月読み」を意味します。月は伝統的に知識、洞察、そして神秘的な力の象徴とされてきました。
②月は太陽の光を反射して夜空を照らし、暗闇の中で視界を提供します。これは比喩的に、「ツクヨミ」がユーザーの思考や意見を反映し、それに対して新たな視点や深い洞察を提供する役割を象徴しています。
③「ツクヨミ」が月の神として時間とともに新月から満月へと形を変えることは、私たちのAIアシスタント「ツクヨミ」がユーザーとともに成長し、学習し、進化する能力を象徴しています。

■ツクヨミ(Tsukuyomi)のアイコンのデザイン
ツクヨミが月の神として時間とともに新月から満月へと形を変えること、また、人間と対立するのではなく寄り添う優しさをもったAIであることをイメージしてデザインしています。

■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。https://surfvote.com/