フリーライターの安藤エヌ氏がSurfvoteで課題提起。若い世代が感じている生きづらさを和らげようとして起きるオーバードーズ。大人たちはどのように向き合うべきなのか?さまざまな意見が寄せられました。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「少女たちによる市販薬の乱用、メンタルヘルスの問題も。どう向き合うべきか?」というイシュー(課題)について2月28日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。
少女たちによる市販薬の乱用、メンタルヘルスの問題も。どう向き合うべきか?
大麻や覚せい剤などの薬物乱用は、一度手を出すと人生が崩壊してしまうと言われてきました。
昨今ではそれだけに限らず、市販薬を大量に摂取するオーバードーズ(OD)が若者たちに広がり、大きな社会問題となっています。
学校での居心地の悪さ、親や友だちなどとの関係、思春期で多感な時期だからこそ大人が理解できない生きづらさがあるのかもしれません。そうした鬱屈した気持ちを晴らすために、ODをする子どもたちもいると言われています。そうした子どもたちの苦しみに向き合うために、ODの問題をどのように解決へ導いていくべきでしょうか。この度、Surfvoteを通じて広く意見を募集しました。イシューはこちら:https://surfvote.com/issues/fs9xhrjwaf2l
投票の詳細
イシュー(課題):少女たちによる市販薬の乱用、メンタルヘルスの問題も。どう向き合うべきか?
https://surfvote.com/issues/fs9xhrjwaf2l
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年12月15日〜2024年2月28日
有効票数:62票
投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
保護者や周りの大人が相談できる機関を増やすべき 17.7%
少女ら当事者が心の拠り所にできる、精神的なサポートを行う施設を増やすべき 51.6%
機関を作っても役割として機能しないと考えます。それであれば施設(場所)を作ることで解決策を作りたい。
行政(厚生労働省など)から少女ら当事者へ働きかける政策を取るべき 9.7%
少女らの心の拠り所となる場所が増えれば良いとは思う。容易に手に入る市販薬を乱用してしまうのだから、当事者の意識を変えないことには始まらないのではないかな。
その他 8.1%
自ら選択しやめるのを待つしかないと思います。どんなに手を差し伸べてもやる人はやると思う。その人にとってそれが生きる手段であるのなら無理にやめさす方が酷なのでは。命に関わることなのはわかるが、生死をさまよった時にどうするべきなのか気づくのではないでしょうか。
具体的な方法が思い浮かばない(分からない) 12.9%
誰にも相談できないからODをしているのに相談できる場所を増やしたところでそこに相談しに行くとは思わない。生きるためにしているなら見守るしかない。どれだけ止めたり監視しようとそれは現状を悪化させたり行動を煽る行為にしか繋がらないと思う。
このイシューを執筆した 安藤エヌ氏
日本大学芸術学部文芸学科卒。フリーランスライターとして2019年から活動。現在は主に映画ジャンルでの執筆を行っている。これまでの掲載先は Real sound、rockin’on、マイナビウーマン、ダ・ヴィンチ、主婦と生活社など。セクシャルマイノリティ/ジェンダー分野に興味を持ち、クィア映画を積極的に鑑賞し、自費出版でオリジナルクィア小説を発行するなど、常に多角的な視点を持ち自分の言葉で発信することを信条としている。
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