心理カウンセラーとして人間のメンタルについて研究している笹川佑一氏がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「コンビニのマニュアル挨拶は必要なのか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。
■投票の詳細
イシュー(課題):コンビニのマニュアル挨拶は必要なのか?
https://surfvote.com/issues/qfyd5k5vixw1
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年9月19日〜10月31日
有効票数:45票
■イシュー発行の背景
コンビニ店員の挨拶のマニュアル化は現状常識になっており、質の均一性を担保するなどの目的がある。
マニュアル挨拶は冠婚葬祭をはじめ、ビジネスの場などさまざまな場面で行われており、有効性については納得できるものもあるだろう。
しかしだからと言って、マニュアル挨拶が全ての場面で機能するかといえばそうではないと笹川氏は指摘する。コンビニの従業員が行うことは短い時間ながらも「接客」であり、「もてなし」であることから、マニュアル挨拶をする意義があるのか?提起している。
■投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
今のままマニュアル挨拶をする 44.4%
- コンビニのお客さんは、心のこもったおもてなしは求めていないことがほとんどだと思います。むしろ急いでいる人も多いくらい。でも、不快にさせるのも良くない。そんなコンビニの、マニュアル挨拶は客のためであり、定員をストレス、クレームから守るためにあると思います。
挨拶は店員の自由裁量にする 20%
マニュアルに加えて、客と店員の交流エンゲージメントをマニュアル化する 13.3%
- 挨拶は相手がどのような人物かを把握する役割も担っており、防犯上の観点から必要だと思う。通常の人間関係がある人の目線からすると不要なのかもしれませんが、人間関係が薄い人にとっては、前向きになるきっかけは何でもいいのです。
客は積極的に店員とコミュニケーションをとる 8.9%
マニュアル挨拶の撤廃 6.7%
- コンビニのマニュアル挨拶は矯正的で不自然であり、おせっかいなフォーマリティだと思います。自然なコミュニケーションを尊重し、スタッフとお客様がストレスなく接するべき。マニュアルのあいさつやってます感、出されるくらいならやらなくていいと思います。今は無人のレジなどもあるし、コンビニにあいさつのメリットを感じられない。
その他 0%
わからない 6.7%
- 意外に難しいです。ただ、無言社会の中で、1日の中で話すのはこのマニュアル挨拶のコンビニ店員だけだという話も聞きます。とても小さなことだけど、とても大きなことでもあるように思います。
■このイシューを書いたオーサー 笹川佑一氏
福島県出身。幼少期に剣道をやってみたいと親に伝え、道場に通うようになったらしい。
歳をとる度に“精神論”や“愛のムチ”に不信感を持ち始め、徐々に剣道を嫌いになる。今では全く嫌いになってしまった。その時から、“なぜ大人は言葉でも、身体でも、暴力をしてくるのだろう”と疑問を感じ、人間の心理に興味を得る。また、自身の親子関係や他者からの情報、研究での発表などを通して、親もやはり自分を守りたんだ、“子供のため”は実際どのような意味を持っているのか、についても関心を持ち始める。それから時が流れ、今は心理カウンセラーとして人間のメンタルについて研究している。
■あなたの意見・投票を社会のために活用します
Polimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。
社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3~5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 https://surfvote.com/